ゲーム機と家電

ニンテンドーDSが好調のようです。

どうぶつの森、マリオカート、など続編ものも活躍していますが、注目すべきは知能トレーニング系。これまでとは違う層に働きかけるという作戦は成功した様で、ハードの売り上げを牽引する存在となっています。

ゲームの内容は計算などのミニゲームなのですが、「スコア」という概念が「脳年齢」という言葉で表されるだけでつい夢中になってしまう。よくできていると思います。私も機会があればぜひ一度触ってみたいものですね。

完全新作がミリオンを達成するのは、最近ではなかなか難しいことです。続編ばかりになりがちだった近年のゲーム業界に新たな風を吹き込んだ、とも言えるのではないでしょうか。完全新作を開発することはリスクも大きいですが、面白いものを作るためには必要なことだと思います。資金に余裕がある大手のメーカーには頑張って欲しいものです。

DSとよく対比されるのがPSP。ネット上ではどちらが勝った、負けたと騒がれていますが、そもそも両者の役割は違うと思うんですよ。タッチスクリーンはDSにしかないし、高画質画面、高性能な処理能力はPSPにしかない。
私にとっては、DSはゲーム機、PSPはゲームもできる携帯動画再生機という印象があります。両者がユーザーを奪い合う…ということはそれほど無い気がするんですがねぇ。
それでも、自分の買った方を応援したくなるのは人の性なのでしょうか。

ネット上の喧嘩を見るたび、グダグダ言わず両方買えばいいじゃねぇかと思ってしまうのは心が汚れてしまった証かもしれません。少年の頃はゲーム一本一本にもっと思い入れがあった気もします。欲しい時に欲しいものが手に入るのは幸せなのかどうなのか。そんな私はPSPを買おうかどうか悩んでいる所。